Google Analytics(グーグルアナリティクス)-GA4

Google Analytics(グーグルアナリティクス)とは
Googleが提供している無料のアクセス解析サービスです。

Google Analyticsを使えば、
サイトにどれだけの人が訪れたか?
どういったメディアを経由して訪れたか、を確認することができます。

Google Analytics 4は、
2020年10月にリリースされたGoogle Analyticsの最新バージョン。
ひとつ前のバージョンは
第3世代の「UA(ユニバーサルアナリティクス)」ですが、
2023年7月1日にサービスを終了しました。

お元気ですか!まさゆきです。
大学卒業後、広告会社に入社し、
30年以上、広告営業の仕事をしてきました。
独立して仕事続けながら、
WEBマーケティングについて学んでいます。

管理画面に、サービス終了とGA4への移行を誘導する通知が出ていたので、
多くの方は移行されたと思いますが、
Google Analyticsの設定はしたものの、
その後、ホーム画面のデータを眺めているだけみたいな
僕のようなタイプの方は、
よくわからず設定に挑戦したり、挫けたりして、
結局よくわからん、ということになっているのだと思います。

先日、知人の紹介で
Webコンサルタント会社の社長さんと飲む機会がありました。
その会社は、旅館に特化したWebマーケティングコンサルをしていて
予約サイトや自社予約ページからの集客について
データをもとにして、改善策を提案しているそうです。

その話を聞いて、自分のサイトもなんとなくではなく
きちんとデータを分析しながら運営しなくてはと思い立ち
Googleアナリティクスを一から勉強しました。

自分の店の話は別の機会におくとして
ちょっと残念だったのは、僕の店には
Web上で予約、販売といったコンバージョンがないのです。
とどのつまり、使いきれないというオチになってしまうのですが
勉強したことは無駄にはならず
知っておくことで、将来的に何か役にたつと思っています。
僕が最前線で広告に携わっていた時代から
明らかに進化していますので…。

まずは、Googleアナリティクスが、どのような進化を遂げたかの話をしたいと思います。

目次

GA4で新しくなったこと

インターネットへのアクセスは
以前と比べて多様化してきました。
アプリや動画、ゲームなど、アクセス経路が複雑になっているものの
UAはWebサイトとアプリをまたいだアクセス計測ができませんでした。

つまり、従来のUAでは、アクセス経路を正しく計測できない、という背景があります。

インターネットの使い方が複雑になったことに対応するために
GA4ではWebサイトとアプリにまたがったデータを集計できるようになりました。

ユーザーの行動(イベント)を正確に把握することに重点が置かれ
「どんなコンテンツが効果的にユーザーを集めるか」よりも
「どんなユーザーが来て、どう行動するか」を中心にデータを計測できるようになっています。

集計およびレポートの表示はプロパティが行います。
Webサイトとアプリにまたいだデータを集計できるように、
プロパティ内に「データストリーム」が配置されていて
以下の計測IDが用意されています。

  • Webサイト用→「G-」で始まる計測ID
  • アプリ用→ストリームID

将来ユーザーが起こす行動を予測する「機械学習」の導入

「機械学習」とは、人工知能のプログラムが
蓄積されたデータを分析し、傾向やパターンを抽出して学習することで、
購入につながりやすいユーザーのパターンを把握していきます。

予測機能は「予測指標」と「予測オーディエンス」の2種類

「予測指標」は、蓄積されたデータを分析し、
「購入の可能性」「離脱の可能性」「予測収益」の3つの指標を予測する機能です。

「予測オーディエンス」は、特定の条件に当てはまるユーザーのリストを作成できる機能になります。
商品購入などのコンバージョンを達成する見込みがあるユーザーの特徴を分析
リストを自動的に作成します。
2023年現在、作成できるリストは次の5種類です。

  • 7日以内に離脱する可能性が高い既存顧客
  • 7日以内に離脱する可能性が高いユーザー
  • 7日以内に購入する可能性が高い既存顧客
  • 7日以内に初回の購入を行う可能性が高いユーザー
  • 28日以内に利用額上位になると予測されたユーザー

本日のまとめ

Webコンサルの社長さん曰く、
旅館という限られた業界に
Amazonや楽天などの小売の考え方を持ち込んだところ
同じように生かせるということがわかった、とのことでした。
僕も本を読んで、GA4をいじくり回していたら
だんだん画面の表示や▼マークのところの使い方もわかってきました。

さらに調べると、Googleのサービスの中に
GA4のデータをレポートにする機能があって
そのレポートさえも自動で更新されるものがありました。
Googleデータポータルというものですが
今は「Locker Studio」と名称が変わっていました。

GA4の設定方法やデータの見方まで踏み込んで行ければと思いますが
今日のところはここまでとさせていただきます。

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