補助金の活用について

広告会社に在籍していたとき、補助金申請のお手伝いをしたことがありました。
ひとつは、福島の温泉地にGPSやデジタルを活用して看板を設置する事業、もうひとつは、水産加工会社の新商品の販路開拓でした。広告会社としては、補助金が獲得できれば、パンフレットや看板のデザイン制作・施工ができることで実績化できるため、国の施策で補助金が発表されると、営業マンが情報を持ってお客様に提案をしたものでした。

在籍していた会社は今でこそ、専門の担当者がいるようですが、その頃はまだおらず、お客様とチャレンジしてみようという話になると、ほぼ自分で申請書をまとめていました。だいたいこういう情報をつかむと締切ぎりぎりになっていることが多く、いざやってみようとなると、大慌てで申請書をまとめるわけですが、コツも知らずにやっていたものだから、本当に苦労しました。いまだにあの頃、よく通ったなー、としか思えない内容でした。

ただ、温泉地の補助金を申請したときにわかったのは、活用している団体、会社には情報が集まり、1度申請が通ると、その後も補助金をうまく活用しているということでした。

今回、街角広告本舗のある仙台駅前自習室EASTは、国の事業再構築補助金の採択を受け、交付申請を行いました。
実は、はじめに提出した際には、あえなく不採択となってしまいました。その後、広告会社時代の先輩である群馬マーケティングセンターの沼澤さんに相談したところ、さまざまなことを教えてもらいました。それによって、申請を見直し、第7回公募に申請したところ、ようやく採択を受けることになったのです。採択を受けた後の事務局とのやりとりや追加書類もわからないことが多く、その都度、アドバイスをもらいました。だんだんやり方がわかってきて、事務局への対応、申請サイトへの入力の仕方もわかってきて、スピードがのってきました。

私が、群馬マーケティングセンターの仙台窓口をしようと思ったのは、このような経験からなのです。事業を軌道に乗せようといろいろなところに相談にも行きましたが、ここまで親身になって教えてくれるところはありませんでした。その間にも日々の集客や企画づくりなど、取り組まなければならないことが多く、資金繰りに頭を悩ませ、正直、体調も悪くなっていました。この先どうしたらいいんだろう、そう考えていた矢先に、事業再構築の採択を受けたのです。採択を受けるまでの苦しさといったらありません。商売をすること、起業することって、こんなに苦しいものなのかと考えていました。

こんな思いをしている人は、おそらく私以外にもいるのではないかと思ったのです。

ビジョンがあって、それなりにやる気がある人が、なかなか相談するところもないというときに、少しでも役に立てたらと思うのです。費用の心配があるなら、この相談窓口でお話しを聞かせてもらって、無理のない範囲で相談にのれるよう調整できたらと考えています。もちろん慈善事業ではないのでお金をかけない分は、私のようにご本人に努力してもらわなければなりませんが・・・。

一人でも多くの人が国、県、市、商工会議所などの補助金を活用して事業を拡大できることができるれば地域の活性化にもつながるでしょう。

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